ビットコインなどの仮想通貨が値上がりを続けると思われていた日々が、遠い昔のようです。ビットコインはいまや、2018年中最安値となり、2017年9月以来の価格をつけています。この1週間で30%の下落となりました。

ビットコインをはじめとする仮想通貨は、昨年に毎日最高値を更新したことから、多くの家庭で知られるほど有名になりました。2017年11月には1万ドルに達し、さらにクリスマス前には2万ドルへ到達する勢いに。

グローバル市場が10月にビットコインを売っても、ビットコインは6400ドル程度で安定していました。グローバル市場が悪い時期であっても、取引には快適なレンジを維持していたのです。

しかし、2週間ほど前から下落を開始。16%下がり、約4076ドルの値をつけました。この値は2017年9月30日以来の安値です。

アメリカの株式市場が閉じてからわずかに回復し、4299ドルとなっていましたが、それでも12%の下落です。今年のビットコインのトータルロスは65%を超える見込みです。仮想通貨が回復をとげるか、そしてこの2週間でどれほどの価値を補えるかはまだ分かりません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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