最近の企業はオフィスをオープンにする動きを活発にしており、その分働く側としては、見慣れない人たちが常に自分の周りをうろうろし、なかなか仕事に集中できないような仕事環境になっています。
そんな環境で気が散る人たちのために、パナソニックは「Wear Space」という新製品を開発しました。これは同社のデザインスタジオであるFUTURE LIFE FACTORYが作ったもので、このプロトタイプが以前のSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)に展示されていました。今では、日本のクラウドファンディングサイト「グリーンファンディング」でクラウドファンディングも始めています。価格は早割で2万9000円。
これはまさに「ホースブラインダー」(馬が気が散らないようにする目隠しデバイス)の人間版だといえますが、機能としてはもう少しリッチです。Wear Spaceは、周囲の環境を視界から遮断するのはもちろん、内蔵のノイズキャンセリングヘッドホンで環境音をもブロックします。
パナソニックは、「オープンなオフィスやノマドワーカーが増えてきており、働く人たちにとって、集中できる環境を探すことがかつてないほど重要になっています。Wear Spaceなら、どこでも簡単にそうしたパーソナルスペースを構築可能です」と述べています。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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