ソフトバンク C&S(コマース&サービス)株式会社は、Tuya Global Inc.と戦略的パートナー契約を締結。これに伴い、Tuyaは日本市場へ進出し、ソフトバンク C&S社と共に、さまざまな家電製品をIoT化するソリューション「Tuya Smart( https://en.tuya.com/ )」の国内提供を、2018年10月16日から開始します。
▲左からTuya GlobalバイスプレジデントのMengda Zhao氏、ソフトバンク C&S 上席執行役員の瀧進太郎氏(コンシューマ事業本部長 兼 IoT事業推進本部長)、プラススタイル社長の近藤正充氏。
既存製品のIoT化に当たっては、Wi-FiやBluetooth(R)などの通信モジュールの選定、収集したデータを処理するクラウド環境の構築、機器を制御するスマホアプリの開発などに、専門的な知識・技術を必要とし、これらの構築開発のプロセスには一般的に数カ月を要していました。
今回、「Tuya Smart」の採用によりは、製品のIoT化に必要な通信モジュールの販売とクラウド環境の構築、スマホアプリの開発をワンストップで提供可能になります。これにより、「Tuya Smart」を導入した企業はIoT化にかかる開発期間を最短15日まで短縮可能になり、それにともない開発コストも削減できるとのことです。
「Tuya Smart」を活用した先行事例として、プラススタイル株式会社の「+Style」ブランドから、オリジナルのスマート家電「スマートロボット掃除機」「スマートアロマミストポッド」「スマート加湿器」の3製品が、10月24日から順次発売されます。