Facebook社は、プラットフォーム上の誤った情報の拡散を阻止するための具体的な対策を講じています。同社は、ユーザーが偽のアカウントから受け取ったメッセージにフラグを付ける新しいシステムをテストしていることを明らかにしました。この機能は、アカウントが最近作成されたかどうか、ログインに使用された電話番号の種類など、未知の連絡先からのDM(ダイレクトメール)に関する追加情報をユーザーに提供します。
Facebook社のメッセンジャーチームのDalya Browne氏は、マザーボードに対するテストを確認し、「以前は接続できなかった人たちに、より多くのコンテキストを提供する方法をテストしている」と述べました。画像のMessengerの警告スクリーンショットでは、メッセージを送信した人物が、ロシアの電話番号を使用してFacebook Messengerにログインしたこと、最近アカウントが作成されたこと、同じ名前のFacebookのフレンドとユーザーが異なること等が記載されています。これにより、なりすまし等、偽アカウント使用者の目的達成するのを防ぐのに役立ちます。
Browne氏は、「これはちょっとしたテストに過ぎない」と付け加えました。現時点でFacebook社は最終的な規模を明らかにしていません。この新しいMessengerの警告が世界中の10億人以上のユーザー全員に公開されるかどうかは、このテストから何を得るかにより決まるでしょう。Facebook社が所有するWhatsAppは世界最大のメッセージングサービスであり、誤情報が広がるのを防ぐためメッセージにラベルを付けるようになりました。Messengerも同様に全ての転送されたメッセージにラベルを貼り始めています。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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