コンコルドを利用した超音速商業飛行は許可がおりずじまいでした。しかし、航空機メーカーは過去数年間超高速ジェットの構想に取り組んできました。我々は、近い将来超音速飛行の旅を満喫できるかもしれません。ボーイングが提唱した最新の航空機構想は、音速をゆうに何倍も超え、マッハ5(3,836マイル/時)で飛行する極超音速飛行機となっています。

ボーイングは極超音速ジェットの図を発表しました。デュアル・リア・フィン、鋭い先端を持つ滑らかな胴体を備えたデルタ・ウィング構成を特長としています。この設計によって、ジェット機がマッハ5スピードで走行し、太平洋を3時間で渡ることが可能になっています。
ボーイングの上級技術者であり超音速機のチーフ・サイエンティストであるKevin
Bowcutt氏は「もっと速くすることもできたが、、マッハ5バージョンに『落ち着いた』」と述べました。これは、マッハ5を超えても現時点ではそのエンジンと材料に見合う価値がない、と説明を加えました。
「この航空機は、地球一周を一日で可能にし、みなさんもそれで十分だと思う。これ以上の複雑化に意味はない。マッハ5を超える速度は、この世界には必要ないのだ」
ボーイングはこの航空機の細かな寸法をまだ完成させていませんが、従来のビジネスジェットよりも大きくなり、同社のベストセラー737よりも小さくなると予想しています。最大搭乗者数は100人、コンコルドより30,000フィート高い95,000フィートで飛行します。今日我々が利用する旅客機は30,000フィートよりも少し上を飛んでいるのです。しかしいくらマッハ5を構想するボーイングでも、この航空機の生産には最大30年かかる見通しだということです。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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