Tesla社は同社の自動車が搭載する様々なドライビングモードに個性的な名前をつける事で有名です。その中でもModel S とModel Xのドライビングモードにつけられたのが、「Insane(狂気)」と「Ludicrous(滑稽)」です。
CEOのElon Musk氏は、もうすぐ発売予定のテスラ・セミ・トラックのモードにも同様に面白い名前をつけ、それは「Mad Max」モードだと発表しました。
昨年11月、Tesla Semiの写真を映画「Mad Max:Fury Road」のプロモーション写真に貼り付けたツイートが注目を浴びました。Musk氏はこのツイートに反応し、SemiにMad Maxモードがあることを認めました。彼はメニューオプションのイメージ画像をツイートしています。
しかし性能を向上させる「狂気」と「滑稽」モードとは異なり、Mad Maxモードはトラックのブラインドスポットの設定の一つです。オートパイロットを使用して車線を変更している時、注意深くする度合いを判断する為に使用されます。

ドライバーは、アナログ的に降車を拒否することによって、自律走行車のプログラミングの欠陥を活用することができます。テスラ・セミは前方が空いていても、他のドライバーが譲ってくれない場合、標準モードでレーンを変更するのは難しいと判断します。そしてMax Modeを有効にして、最適な方法をみつける事ができます。Musk氏によれば、このオプションは現在Tesla Semiプロトタイプでも利用可能であり、生産モデルにも似たような機能が搭載されています。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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