Appleは今年、有機ELディスプレイで少なくとも2種類のiPhoneを発売しようとしています。ただし恐らく、多くの人の関心を集めそうなiPhoneは、液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデルでしょう。しかしこのiPhone、少し遅れるようです。

韓国の報道によれば、液晶版iPhoneは2カ月遅れる可能性があり、発売は11月になるようです。昨年は、iPhone Xが有機ELディスプレイを搭載して発売が遅れると報道されていましたが、今年は代わりに液晶モデルが遅れると言うのは面白い話です。

なぜ遅れるのか。理由は、ジャパンディスプレイとLGディスプレイにあるようです。両社が苦戦している理由は、Appleが要求する歩留まりを達成すること。ディスプレイの角を湾曲せねばならず、バックライトが均一に光らないことがネックなようです。この問題で一番難しい問題が、iPhone Xで大きな技術変革とされた、TrueDepthカメラシステムの光学読み取りに影響を及ぼす可能性があるということ。

最近登場した新しいiPhoneのレンダリング画像では、今年発売されるというの3つのiPhoneすべてが同じデザインになることを示唆しています。もちろん、これは話半分でとらえておき、本番を待ちましょう。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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