授業中に昼寝をしたことがない人なんて存在しないでしょう。ですが、中国のとあるハイテク学校の生徒では、それが難しくなるようです。

中国の杭州第11中学校で行われているシステムの実証実験では、最新の顔認識ツールを備えた人工知能カメラを使用して、学生が授業に集中しているか調べられます。「スマート教室行動管理システム」と呼ばれるこのテクノロジーでは、生徒が注意を払っているか、机で寝ているかを確認できるのです。

もちろん、幸せや怒り、恐れといった表情の検出も可能でしょうし、例えば教壇に立つ先生が手元のディスプレイを通して生徒が集中しているかどうか確認できるとすれば、「リアルタイム注意力ポイント」なるものも与えられるようになるでしょう。

この学校の副校長は地元メディアに対して「顔認識システムは生徒の行動情報と表情のみを収集する」と語っており、この技術を通して「教師と生徒の相互関係を改善するのに役立つ」と説きます。あくまで副校長の主張によると、「1ヶ月のテスト期間後にモニタリングを始めたところ、生徒の行動が実際に改善した」と言います。

中国では支払いの確認から犯罪者の検挙に至るまで、さまざまな業務に人工知能や顔認識技術を応用しています。日本でもオリンピックが近づいていますが、「イベントにおける人々の監視」にも、当然ながら応用しているようです。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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