シャオミは、27インチゲーミングモニターの新モデル「G27i 2026」の国際展開を開始した。本製品は、2025年モデルをベースに複数の改良を加えつつ、約150ドル前後という手頃な価格帯を維持した、コストパフォーマンス重視のゲーミングモニターとして位置付けられている。

デザインは、3辺スリムベゼルの従来路線を踏襲しながら、スタンド形状を刷新。全体的にやや洗練された印象となった。シャオミが同時期に投入したMini LED搭載の上位モデル「G Pro 27Qi 2026」とは明確に棲み分けられており、G27i 2026はあくまでエントリー〜ミドル層向けのモデルだ。ピーク輝度が最大2,000ニトに達するMini LEDモデルに対し、本機の最大輝度は約400ニトとなっている。

性能面での最大の進化は、輝度とリフレッシュレートだ。前世代では約250ニトだった輝度が大幅に向上し、より明るい環境でも視認性が改善された。また、リフレッシュレートは165Hzから200Hzへ引き上げられ、FPSやレースゲームなど、動きの激しいタイトルでより滑らかな映像表示が可能となっている。一方で、応答速度は1ms(GtG)を維持し、解像度もフルHD(1,920×1,080)と、基本仕様は前モデルを踏襲している。

インターフェース構成はシンプルで、DisplayPort 1.4、HDMI 2.0、3.5mmオーディオジャックを搭載。USBハブなどの追加機能は省かれており、コストと用途を割り切った設計だ。

価格は地域によって差があり、シンガポールでは約156ドル、英国では付加価値税込みで約251ドルとされている。現時点では、その他の国・地域での発売時期は明らかにされていない。高性能化が進むゲーミングモニター市場において、「必要十分な性能」と価格のバランスを重視するユーザーに向けた、実用的な選択肢となりそうだ。