Microsoftは、Xbox Insider Programに参加中のGame Pass Ultimate加入ユーザーを対象に、Windows版Xboxアプリに「Stream Your Own Game」を導入しました。これにより、ユーザー自身が所有するXboxタイトルをクラウド経由でPCにストリーミングできるようになりました。対応機種には、従来Xbox Play Anywhere対象外だったコンソール専用ゲームも含まれ、250本以上のゲームが利用可能です。

🎮 主な特徴と利点
•インストール不要でプレイ

大容量ゲームをSSDに保存する必要がなく、ストレージの節約につながります。

•対応タイトルの拡充
Baldur’s Gate 3、Assassin’s Creed Shadows、Final Fantasy 16、Subnauticaなど、人気タイトルも多数含まれています。

•クラウド基盤の柔軟性
Xbox Series X|SやOne、LG/SamsungスマートTV、Meta Questといった多様なプラットフォームで提供されてきた流れを受け、Windows PCでも同等の利便性が実現しました。

🔧 利用条件と導入手順
必要条件:Xbox Insider Programへの参加、Game Pass Ultimate加入
対応地域:クラウドゲーミング対応の28カ国(米国、英国、オーストラリアなど)
操作手順:Xbox PCアプリの「Cloud Gaming」タブから“Stream your own game”を選択、所有ゲームを選んで即再生できる。

🌐 Xboxエコシステムとクロスプラットフォーム戦略
•Windows、コンソール、クラウドといったデバイス間で「Play History」やライブラリシンク機能の統合が進行中であり、ユーザーはどこでもプレイ履歴や進行状況を継続可能な環境を得られます。
•将来的にはXbox Allyといったハンドヘルド端末も、同一PCアプリとクラウドストリーミングで連動することが計画されており、真のプラットフォーム横断体験が見込まれます。

✅ 総評:PCでもコンソール体験がクラウドで直結
•Xbox PCアプリへの自所有ゲームのストリーミング対応により、PCでもコンソール限定タイトルをプレイ可能という大きな革新となりました。
•データ容量やインストールの手間を削減できる一方、現時点ではInsider限定かつ一部地域に限られている点にはご注意を。
•今後、ゲームラインナップの拡充や一般公開が進めば、PCゲーマーにとって大きな選択肢となる可能性があります。