Huaweiは、独自開発のPC向けプロセッサ「Kirin X90」を発表しました。この新しいチップは、同社の子会社であるHiSiliconが設計し、ARMアーキテクチャに基づいています。製造はSMICの7nmプロセス技術を用いると報じられています。
Kirin X90は、2019年に登場したKunpeng 920の後継として位置付けられ、サーバーやPC向けに設計されています。このプロセッサは、Taishan V120コアを採用し、Armv8またはArmv9アーキテクチャに基づいているとされています。
また、Huaweiは独自のオペレーティングシステム「HarmonyOS Next」を搭載したAI対応PCを4月に発売する予定であり、Kirin X90がこれらのデバイスに搭載される可能性が高いと報じられています。
この新しいプロセッサの登場により、HuaweiはIntelやAMDへの依存を減らし、独自のエコシステムを強化することを目指しています。ただし、具体的な性能や詳細な仕様については、今後の公式発表を待つ必要があります。