トヨタは、全長約2.5メートルの2人乗り電気自動車「FT-Me」を発表しました。 このコンパクトな車両は、都市部での機動性と駐車のしやすさを追求しています。
デザイン面では、未来的な外観とミニマリストなデジタルインストルメントパネルが特徴です。 助手席は取り外し可能で、荷物スペースを拡張できます。 また、長方形のステアリングホイールは操作性を高め、足元のペダルを使用せずに手動での操作が可能です。 
特筆すべきは、屋根に統合されたソーラーパネルで、天候条件によりますが、最大30kmの追加走行が可能です。 バッテリー容量は未公表ですが、総航続距離は約100kmと見込まれています。 
トヨタの新モビリティ部門責任者であるステイン・ピーターズ氏は、FT-Meの大規模生産を検討中で、市場の需要に応じて低コストでの製造が可能であると述べています。 ただし、生産開始時期や販売市場についてはまだ正式な発表はありません。 
FT-Meは、都市部での持続可能な移動手段として、トヨタの革新的な取り組みを示すモデルとなっています。