任天堂が最新のハードウェアを発表しましたが、多くの噂とは異なり、それは新世代のSwitchではなく、’Alarmo’という名前の製品でした。価格は99ドルで、モーションセンサーを搭載したスマート目覚まし時計です。次のSwitchを期待していたファンは少しがっかりするかもしれませんが、ゲームにインスパイアされたデバイスに興味のある人にとっては、ユニークで楽しい目覚めを提供してくれる製品です。

この製品は、日本及び米国とカナダのNintendo Switch Online会員向けに提供され、従来のアラームに代わる遊び心のある選択肢となっています。モーションセンサーでアラームをスヌーズできるほか、物理的なスヌーズボタンも搭載しています。また、スーパーマリオ オデッセイ、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド、スプラトゥーン3、ピクミン4、リングフィット アドベンチャーといった人気任天堂ゲームのシーンやサウンドトラックが搭載されており、追加のシーンは無料アップデートとして提供される予定です。

2つの目覚ましモードが用意されており、優しいモードと、無視されると緊急性が増すより強烈なモードがあります。目覚めをサポートするだけでなく、Alarmoは、ポケモンスリープのように睡眠中の動きを監視することで睡眠パターンを追跡することも可能です。また、就寝モードも搭載しており、落ち着いた音楽を再生してユーザーが眠りにつくのを助けます。

任天堂はAlarmoについてのさらなる詳細や開発背景を公開する予定です。この製品は、元々はモーションセンサーに関する広範な研究プロジェクトとして始まりました。『スプラトゥーン』や『Nintendo Labo』で知られるプロデューサーの田森洋祐氏は、広範なテストと試作を経て、最終的に目覚まし時計に焦点を当てることが決まったと説明しています。

現在、AlarmoはSwitch Online会員向けに抽選予約受付中で、来年には一般販売が予定されています。USB電源ケーブルは付属していますが、ACアダプターは別途用意する必要があります。
Alarmoは、任天堂ファンがお気に入りのゲーム体験を日常生活に取り入れる新しい方法を提供しています。