お住まいの地域におけるStarlinkの通信速度について興味はありませんか?この度、SpaceXは受信エリアマップに便利なアップデートを提供しました。Starlinkのサービス対象地域に入っているかどうかが確認出来るだけでなく、日本を含む各地域で予想されるダウンロード速度と遅延速度も確認可能になりました。Starlinkの公式サイト右上にあるメニューアイコンをクリックし、マップを開くことでご確認頂けます。
SpaceXは、ベルリンで開催される家電見本市 IFA 2023でこの技術を展示するため、Starlinkに関してより詳しい情報が得られるかもしれません。
Starlinkの月額サービスは、月々6,600円(ハードウェア代 36,500円)から利用可能ですが、ダウンロード速度は25Mbps〜150Mbps以上と振れ幅が大きいため、今回の追加機能は非常に便利です。
新しいマップ機能により、各地域のより具体的な速度推定値が提供され、今いる場所でStarlinkの世界に飛び込む価値があるかどうかを判断出来るようになりました。
地図上でマウスをクリックすると、予想される速度が表示されます。米国南部では、多くのスポットと同様に、速度は控えめな30Mbpsから高速な100Mbpsまでの範囲と計測されています。これらの地域の標準速度は、25Mbpsから50Mbpsとなっています。ちなみに、日本の各地域ではダウンロード速度が147Mbps〜221Mbpsと表示されています。
一部の地域では速度が遅くなりますが、これは主に多くの人がStarlinkの流行の波に乗り、利用者が多い時間帯に通信が混雑することが原因となっています。そのため、ほとんどの利用者が衛星通信に接続している時間帯では、速度が低下する可能性があります。
逆に、米国西部ではダウンロード速度が50Mbps〜120Mbps程度で、一般的な範囲では75Mbps〜100Mbpsの間で落ち着きます。アップロードに関しては、全体的にかなり安定しており、およそ9Mbps〜18Mbpsで推移しています。
したがって、Starlinkが頼りになるインターネットソリューションかどうかを考えている場合には、この新しいマップを利用することで期待出来る内容がより明確になるはずです。サービスへの加入を検討している方は、お住まいの地域の速度を確認してみて下さい。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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