エンジニアでありコンテンツクリエイターでもあるSergii Gordieiev氏は、廃棄された自転車のリサイクル部品を使用して、四角い車輪を備えて完全に機能する自転車を作り上げました。このプロジェクトは、Gordieievによると、彼とそのチームがこれまで着手した中で最もクレイジーなものの1つです。四角いホイールには戸惑うかもしれませんが、エンジニアは既にホイールを半分に分割して機能的なデザインに設計しているため、最終的な製品には自信があります。

同氏はまず、四角いホイールのフレームを設計し、スチールと溶接部分を組み合わせて四角い形状を作り上げました。次に、フレームに穴を開けて、自転車のチェーンリングを固定するロッドを挿入しました。チェーンリングが取り付けられると、それらの間に回転が可能なようにするホイールが追加され、チェーンがスムーズに回転出来るようになりました。彼はまた、廃棄された自転車から再利用されたタイヤのゴムで包まれた長方形のチェーンでホイールの外側を覆いました。

自転車は公園での試運転に耐え、うなるような音を絶え間なく立てながら舗装を”スムーズに”走行しました。角型のホイールのフレームにはスチールが使用されているため、バイクはやや嵩張りますが、その軽量ボディにより全体のバランスが取られています。Gordieiev氏と彼のチームは、この自転車を(四角い車輪を除けば)”ほとんど普通”だと説明しています。彼らはまた、それは完全に機能しており、人々の目に付けば見物人たちが乗り回すようになるだろうと話しています。

Gordieiev氏のプロジェクトについて、皆さんはどう思いますか?廃棄された自転車の部品を再利用してユニークなデザインを作成することが出来るという可能性に、私達は確かに感銘を受けました。この革新的なアプローチが廃棄物を削減するだけでなく、創造性が一見役に立たないように見える素材を、視覚的に魅力的な、ある意味で機能的なものに変える手法として広まることを願っています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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