Netflixが2021年にNetflixゲームを立ち上げてから、現在では25以上のモバイルゲームが展開されておおり、同社は着実な努力を重ねてきました。Netflixのモバイルアプリでは、無料ゲームが目立つようにUIが設計されていますが、人々はそれに気付いていない、もしくは関心が無いようです。

調査会社のApptopiaは、ゲームをダウンロードしているのは会員の1%にも満たず、これは驚くほど少ない数字となっています。ゲームの数が比較的少ないことが理由だと考える人もいるかもしれませんが、Netflixは今年中に2倍の50作品に拡充する予定です。

現在あるゲームの中で気になったのは、「Asphalt Xtreme」のように既に知名度の高い作品でした。他にも、「Stranger Things: 1984」と「Stranger Things 3」は、ドラマシリーズが上手く行く限り、ゲームも人気でしょう。

主な問題はおそらく、多くのNetflix会員がPCやMac、テレビでサービスを利用しており、そういったデバイス上ではゲームをプレイしないからだと思われます。

全体的に見て、アイデアは優れています。現在あるゲーム作品が決して大ヒットしていないというのは事実ですが、それらは”無料”です。それだけで、一部のプレーヤーの目を引き、試してもらえるはずです。

やがて、ゲーム作品が充実してくれば、そのサービスを確立するために、Netflixは有料ゲームやゲーム内課金といった別のビジネスを展開する可能性もあります。まだその気配は無く、そういったゲームサービスを構築するためにはより多くの時間とお金が必要になりますが、今のところNetflixは喜んで投資をしています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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