Googleは、今週リリースされるChromebookアプリの重要なアップデートを発表しましたが、その中で最も注目したのが「Gallery」アプリのPDF編集機能でした。

「フォームへの入力、テキストのハイライト、文書への署名、注釈の追加」等の新しいPDF編集機能が導入されています。プロが求めるような全ての編集機能は備えていませんが、ほとんどの人にとって必要な機能は明らかに網羅されています。

さらに、完璧なソリューションであるAcrobat Proはもちろん、無料で利用可能な公式アプリ Acrobat Readerよりも、Galleryアプリはインストールや動作がはるかに軽くなっています。

PDF編集機能以外にも、Googleは画面録画アプリ「Screencast」や手書きアプリ「Cursive」を導入します。

Screencastは、チュートリアルの録画やスライドショーを使ったナレーション付きのプレゼンテーションに最適です。通常、WindowsやMac上でサードパーティ製アプリを使って作業する場合が多く、ウェブアプリはその用途に最適ではなかったので、Googleがそのギャップを埋めることは合理的と言えます。

Cursiveアプリは、e-Pen対応のChromebookで手書きのメモを作成したり管理するのに役立ちます。

デスクトップPC並のブラウジングとお手頃な価格でAndroidタブレットのエコシステムを引き継ぎ、進化してきたChromebookプラットフォームは素晴らしいものです。Googleが、今後も必要なアプリやサービスを導入し続けてくれることを願っています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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