医療機関に超音波画像を撮影しに行くことは、医師に体内の状態を知ってもらうための優れた方法ですが、新しい貼り付けタイプのパッチは最大で2日間の状態を超音波画像に記録出来るので、より詳しい情報を得ることが出来るかもしれません。

生体接着性超音波デバイス(BAUS)は、心臓、肺、血管、筋肉や腱から画像を撮影出来る、伸縮性のある超音波イメージングアレイを備えています。今のところ、それは超音波信号を2次元画像に変換するために別のデバイスに接続されます。

ただし、このパッチによって、患者が動いている時に組織がどのように反応するかを観察出来るので、心臓や筋肉にとって非常に価値があります。理論上は、パッチは将来的にワイヤレスになり、全体的な利用がさらに容易になる可能性があります。

一部の内臓の問題は、従来のような1回の撮影では満たされなかった特定の条件下(物理的なストレス等)でのみ発生する可能性があるので、ある部分を長期間モニタリングすることは非常に有用です。

“48時間”というのは、パッチを不快感無く(接着剤の残留物が残らない状態)皮膚に接着することが出来る時間に起因しており、電子機器の技術的な制限によるものではありません。

画像の解像度は、より大きな超音波画像装置、特に最新の3Dエコー装置ほど良くはありませんが、時間が経てば改善されるはずです。この技術の全貌に興味のある方は、こちらから資料をご覧頂けます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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