最近開催された開発者向けイベント WWDC 2022で、Apple Siliconの第2世代となる「M2」プロセッサが、現行のM1よりも18%高速化しているとAppleは説明していました。Geekbenchのデータベースで発見された数値は、Appleの主張を裏付ける初の第3者情報となります。
チップメーカーは通常、今後登場する予定のチップに関して、信頼性の高い正確な性能を見積もって伝えるので、これはそれほど驚くことではありません。しかし、購入を検討している慎重派の人にとっては、新型ハードウェアが期待通りの性能を発揮するのかを何度も確認することが出来るので、いつでも安心です。CPUはさておき、AppleはM2のGPU性能も35％向上していると説明しています。
CPU Benchmarks have leaked for Apple's M2 chip!
3.49GHz CPU clock vs M1's 3.2GHz
Single-core performance gain vs M1: 11.56%
Multi-core performance gain vs M1: 19.45%A little bit better than my estimates. I'm impressed!https://t.co/TGHOHw77Ds
Thanks to @amoss_137 for sharing. pic.twitter.com/NS9xODnOdX— Vadim Yuryev (@VadimYuryev) June 15, 2022
業界にとって、絶対的なパフォーマンスと電力効率を備えたM1プラットフォームの登場は嬉しい驚きでした。Appleのアーキテクチャは拡張可能で、近い将来により多くのバリエーションを投入してくるでしょう。
M2チップは、新しく発表されたM2 MacBook ProとM2 MacBook Airの中核を担っています。後者はファンレス設計となっており、これはApple製プロセッサの発熱が少ないことの証です。一方、MacBook Proにはファンが搭載されており、高いパフォーマンスをより安定して発揮することが可能となっています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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