新型デバイス「OnePlus Nord 2T」は、昨年発売されたOnePlus Nord 2が進化したものです。このデバイスは、同じ299ユーロ以下の市場セグメントを目標にしており、実質的に製品の競争力を維持するための技術的なアップデートとなっています。

UFS 3.1に対応するMediaTek Dimensity 1300のおかげで、性能はわずかに向上しています。ユーザーは、8GBまたは12GBのRAM(LPDDR4X)、128GBまたは256GBのストレージからそれぞれ構成を選ぶ事が出来ます。12GB/256GBの構成だとプラス100ユーロの価格となります。

カメラシステムは昨年からほぼ同じままで、OIS対応で50MPのメインカメラ(Sony IMX 766センサー)と8MPの超広角カメラという構成です。背景をボカすためにメインカメラを支援する、2MPモノクロセンサーも搭載されています。

シンプルなラインとマットカラーのミニマルなデザインは好感的で、所有欲を満たしてくれるものになっているでしょう。カメラモジュールは巧妙に設計されており、実力以上の性能を彷彿とさせます。これは、非常に素晴らしいコミュニケーション戦略と言えます。

6.43インチのAMOLEDディスプレイは、90Hzのリフレッシュレートに対応し、アプリや動画を快適に楽しむことが出来るはずです。このスマートフォンは、その価格に対して十分な価値を提供していますが、低価格帯スマートフォンは競争が激しいので、他の機種とよく比較したほうが良いかもしれません。

ベンチマークの数値や、価格に対する性能やカメラスコアがどの程度になるのか気になるところです。

最後に、4500mAhのバッテリーは80W充電に対応しており、このカテゴリの中では最も速い充電速度となっています。80W充電用のアダプターが同梱されているかは不明ですが、購入前に確認した方が良さそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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