数年前、Huaweiをはじめとする多くの企業がウルトラズームカメラを搭載したスマートフォンを発表しました。その良い例がSamsungで、それにはAIを利用した100倍ズームが搭載され、デジタルズームと違って遠くのものもぼやけることなく撮影することが出来ます。

その一方で、AppleのiPhoneにはズーム機能はありますが、それほどの性能はありません。しかし、iPhone 15でそれが変わるかもしれません。9to5Macが発見した、Haitong International SecuritiesのアナリストであるJeff Pu氏のメモによると、Appleがペリスコープカメラを実際に提供する可能性があり、それがiPhone 15で導入されると同氏は考えているようです。

このペリスコープカメラによって、iPhoneで5倍の光学ズームを撮影することが可能になるので、遠くの被写体をより鮮明できれいに取ることが出来ます。デジタルズームは基本的に画像を切り取るという仕組みで、それによって画像がよくぼやけてしまうので、一般的に光学ズームはデジタルズームより好まれています。

ペリスコープ設計により、Appleはカメラモジュールを大型化することなく光学5倍ズームを実現することが出来ます。iPhone 15の登場までは1年以上あり、これが本当かどうかはまだわかりませんので、あまり期待し過ぎない方が良いでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら