先週、Appleが20インチの折りたたみ式MacBookの開発に取り組んでいる可能性がある、というが流れました。初めて聞く人もいるかもしれませんが、これは基本的に折りたたみ機構を備えた全面ディスプレイのラップトップで、閉じた状態なら簡単に持ち運ぶことが可能で、展開すれば大画面ディスプレイを利用出来る、というコンセプトになっています。

ラップトップがどんな見た目になるのか気になるところですが、Antonio De Rosa氏はそれを「MacBook Folio」と名付け、レンダリングイメージをまとめ上げてくれています。

De Rosa氏の解釈は、非常に興味深いものになっています。基本的には通常のMacBookのような外観ですが、その中身を見ていくと、メインディスプレイがキーボードがあるべき位置まで拡張されている一方で、物理的なトラックパッドはそのまま残してあります。過去にAppleはタッチスクリーン搭載のMacを作ることには関心が無いと述べていましたが、今回のレンダリングを見てしまうとその可能性も捨て切れない気もしてきます。

そうは言っても、今回リークされたAppleの計画には、少し疑問が残ります。なぜなら、オンスクリーンキーボードは長時間の使用に関して必ずしも最適解では無く、タイピング中に触覚的な反応が得られる方が優れているからです。Appleが実際に製品化する場合にはDe Rosa氏が想像したものとは異なる可能性がありますが、このラップトップは直近数年の間には登場しないと考えられるので、今は深く考えないほうが良いかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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