AppleとDisneyがお互いに良好な関係を築いていることは、良く知られています。両社の事業内容はそれぞれ異なりますが、Appleの元CEOであるSteve Jobs氏はDisneyの取締役を務めていたことがあり、お互いに関わりがあります。
そうは言っても、Disneyの元CEOであるBob Iger氏はCNBCのインタビューに対して、Jobs氏が2011年に他界せずAppleのCEOを続けていれば、AppleとDisneyが合併していた可能性があると答えている、とSeeking Alphaは伝えています。合併に関して、正式な話し合いやそれを仄めかすようなアプローチは全くありませんでしたが、Iger氏は両社がその方向に向かっていたと信じています。
同氏は次のように語っています。「そのような話し合いをしていた、と私は確信しています。そのような未来に向かっていたはずです。」Iger氏は、Jobs氏が評価していた”優れた技術”と”優れた創造性”を組み合わせるというアイデアについて、意見を述べています。Disneyが、Appleの全体的な戦略にどう合致していたかはわかりませんが、それが巨大企業になっていたことは言うまでも無く、面白い展開になっていたでしょう。
ただ、Jobs氏がAppleのCEOの座に残っていた場合、現CEOのTim Cook氏とは違う意思決定をしていたと考えられるので、現在のAppleとは違う姿になっていたでしょう。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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