数ヶ月前、Appleは改良された新型MacBook Proシリーズに搭載された「M1 Pro」と「M1 Max」を正式に発表しました。これらは、基本的に2020年に導入された「M1」チップセットの強化バージョンであり、M1 Pro/ Maxを搭載したMacBook Proは安価とは言えません。
しかし、写真の撮影や編集を生業にしているプロの方々にとっては、妥当な価格かもしれません。CNETが実施した一連のテストによると、M1 Max搭載機でAdobe Lightromを使った画像編集を行った場合、編集過程で大幅な時間を短縮出来るので、フォトグラファーのワークフローに非常に役立つ可能性があることがわかりました。
例えば、このテストの中で、6枚の30MP Canon DNG画像をパノラマに合成するのにM1 Maxモデルで14秒かかったのに対して、Intel i7モデル(2019)では67秒もかかりました。この違いは、2枚の151MP Phase One画像を合成した際にさらに明確になっており、M1 Maxモデルが34秒だったのに対して、Intel i7モデルでは約3倍の109秒もかかりました。
たまに何枚かの画像を編集するような通常のユーザーにとって、これはそれほど重要ではないかもしれませんが、1日に相当な数の画像を編集する必要があるプロユーザーなら、その時間の積み重ねが大きく影響してくるはずです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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