噂によると、Appleは将来に向けて複数のヘッドセット型デバイスを開発中のようです。噂されているデバイスの1つは、拡張現実(AR)メガネです。Google等の企業は、以前そういった種類のメガネの開発を試み、Snapも多少似たようなSnap Spectaclesという製品を発売しています。

ただし、そういった製品はどれも、評価出来る程の成功は収めていないので、Appleが成功するかどうか懐疑的に考えている人も一部にはいるでしょうが、アナリストのMing-Chi Kuo氏は同社の成功に対して楽観的に考えています。Kuo氏は、AppleのARメガネは10億台もの販売台数に達する可能性があると信じているようです。

以前Kuo氏は、どうやらAppleが10年以内にiPhoneをARメガネと置き換える計画をしている、と話していたので、この10億台というのは、ARメガネを購入してiPhoneの代わりに使用したいと考える現在と未来のiPhoneユーザーの数だということになります。それは非常に楽観的な見方であり、前述のように、かなり誇大に宣伝されていることを除けば、これまでにそういったウェアラブル製品は成功を収めてはいません。

この先10年で、そのようなデバイスが受け入れられる可能性はありますが、それには時間がかかるでしょう。従来のスマートフォンをARメガネに置き換えたいという人はどれだけいるのでしょうか?

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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