Appleは昨年、最初のApple SiliconとしてM1チップセットを発表し、MacBook AirやMac mini、iMac等のMacコンピューターにそれが導入されました。その後、多くの人がAppleの努力を称賛してきましたが、2023年にはQualcommがそれに対抗する自社製品を発表するようです。

同社の2021年の投資家向けイベント「Investor day」の中で、Qualcommの最高技術責任者(CTO)を務めるJames Thompson博士は、同社が2023年にPC向けの自社製チップセットを発表する予定だと明らかにしました。このチップセットは、AppleのiPhoneやiPadに搭載されてきたAシリーズの開発に携わった元Appleエンジニアが設立し、今年初めにQualcommが14億ドルで買収したNuviaのチームによって設計されるようです。

Qualcommによると、同社の新型チップセットはAppleのMシリーズの競合となる予定で、”持続的なパフォーマンスとバッテリー寿命”を提供するとのことです。ただ、Qualcommがコンピューター向けのチップセット開発に取り組むのは、実は今回が初めてではありません。同社は、過去にSnapdragonチップセットを搭載したコンピューターにも挑戦しています。

また、Surface用のチップセットを開発するために、同社はMicrosoftとも手を組みましたが、最終的にAppleのMシリーズが得たような注目や称賛を得ることは出来ませんでした。今回、同社はより良い成果を上げることが出来るのでしょうか?その結果を確認するには、2023年まで待つ必要があります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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