数年前、Firewatchを提供しているPanicは「Playdate」と呼ばれる自社製のモバイルゲーム機を発表しました。今年の初めに予約注文が始まり、2021年後半の発売が見込まれていましたが、既に予約をしている人にとっては残念ながら、発売は2022年まで待つことになりそうです。

ゲーム機の製造メーカーによると、初期ロットのバッテリー寿命が当初の予定よりも少ないことが判明したそうです。「2021年の販売分として5000台のPlaydateがカリフォルニアに到着し、その一部のテストを行いました。そして、その内の何台かは、期待していたバッテリー性能を発揮出来ていないことがすぐに判明しました。」

その結果、問題を調査し、初期ロットを工場に送り返している間は、ゲーム機の製造を停止することを決定しました。幸いなことに、新しく届いたゲーム機のバッテリーは基準に達しており、生産を再開する準備が整っています。しかし、この遅れによって、ゲーム機が届くのは当初予定されていた2021年後半ではなく、2022年前半になることが予想されています。

ただ、世界的な半導体不足のせいで、別の問題にも直面しました。Playdateに必要な半導体にも遅れが出ており、必要な部品が2年待ちという状況になってしまったのです。結果的に、入手が容易で、それほどの違いが無い別のCPUへ切り替えを行いました。

現在のところ、”2022年前半”ということ以外には、ゲーム機の発売時期に関する具体的な日程は発表されていませんので、予約している方はただ待つことしか出来ませんが、製造プロセスの透明性は非常に高く評価されています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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