自動化することで、手動で行うよりも効率的になるものがあります。多くの工場が、休憩のために作業を止める必要が無く、一定の速度で作業出来るロボットを製造や組立の工程に導入しているのは、そのためです。

したがって、WalmartとGatikが発表した無人トラックによる配送プログラムのように、自動化に向けた動きが出てくるのも当然です。これは、ハンドルを安全に運転するドライバーを廃止し、完全に無人で走行するというものです。

Walmart USでラストマイルのシニアバイスプレジデントを務めるTom Ward氏は次のように述べています。「Gatikとの取り組みを通じて、自立型トラックが、弊社の店鋪間の繰り返し可能なルートで商品を輸送するための、効率的で安全かつ持続可能なソリューションを提供することを確認しました。業界初となる無人運転の試験運用を、故郷であるアーカンソー州でGatikと協力して実現出来ることに興奮しています。この技術を使用し続けることで、Walmartの顧客の皆様に迅速にサービスを提供出来ることを楽しみにしています。」

最初のサービス展開では、アーカンソー州ベントンビルの7マイルをカバーし、これらの無人トラックがWalmartのフルフィルメントセンターからネイバーフッドマーケットまで注文された食料品を配送することになります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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