新型MacBook Proの発売に合わせて、AppleはiPhoneに採用されているようなノッチをディスプレイに導入しました。残念ながら、MacBook Proのノッチはウェブカメラを備えていますが、iPhoneのようなFace IDには対応していません。しかし、なぜFace IDを導入しなかったのでしょうか?
Appleによると、その正式な理由は、同社のラップトップのキーボードに既に搭載されているTouch IDを使うほうが便利であるというものですが、私たちが望んで購入したものではありません。結局のところ、AppleがFace IDを新型MacBook Proに内蔵出来なかったのは、技術的な限界が理由だったようです。
これは、MacBook Proの分解を行ったiFixitによるものです。分解している中で、iPhone 13に使用されているFace IDのモジュールが、MacBook Proのディスプレイに収容出来るものよりも大きいということを彼らは発見しました。つまり、それがMacBook ProがFace IDを搭載しなかった本当の理由だという可能性があるということです。
Appleは、Face ID用モジュールを搭載するために、ラップトップをもっと厚く作ることも出来たかもしれませんが、その本体サイズを可能な限り小さく保とうと努めたようです。それは驚くようなことではありませんが、数年後にはAppleがより小さな部品を開発することに成功し、Face IDがMacBookシリーズの特徴の1つになっている可能性があります。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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