スマートフォンにおける有機ELディスプレイは一般的になりましたが、ラップトップでは状況が異なります。しかし、もし有機ELディスプレイを備えたラップトップを探しているなら、ASUSが発表した有機ELディスプレイを搭載したラップトップシリーズがぴったりかもしれません。
そのラインナップには、「ProArt StudioBook 16」と「ProArt StudioBook Pro 16」の2モデルが含まれています。どちらも16インチの4K OLED HDRディスプレイを備えており、細かい色彩を調整するようなアプリを使用する必要のあるプロフェッショナル向けとなっています。このラップトップの特徴の1つは、Adobeのようなアプリ内で様々な数値を調整するのに使う事が出来るロータリー・コントローラー「ASUS Dial」を内蔵していることです。ラップトップの価格は、それぞれ2,000ドルと2,500ドルとなっており、2021年第4四半期に発売予定です。
もし、これらのモデルが予算オーバーだとしても、安心して下さい。ASUSは14/15/16インチで展開される「VivoBook」シリーズでその需要をカバーしており、全てのモデルに有機ELディスプレイを搭載し、価格は750ドルからとなっています。
最後にご紹介するのは「ZenBook Pro Duo 15 OLED」で、最も高価な2,800ドルという価格になります。このモデルには、キーボード上部にタッチスクリーンのセカンドディスプレイが搭載され、プロセッサにIntel Core i9、グラフィックボードにNVIDIA RTX 3070を備えています。
有機ELを搭載するラップトップは確かにまだあまり一般的ではなく、その技術を採用しているものは高価になる傾向にありますが、ASUSがミッドレンジの製品を提供してくれるのは嬉しいところです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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