スピーカーを選ぶ際に、最も重要なのは当然その音質です。しかし、キャンドルランプのようなスピーカー「LSPX-S3」を先日発表したSonyのように、音質を超えて魅力的なスピーカーを設計している企業も一部にはいます。

実は、Sonyがこのようなスピーカーの制作に取り組むのは今回が初めてではありません。同社は、実際2019年にこれと似たようなスピーカーを作っていますが、前モデルから一部変更され安価になっているようです。

Sonyによると、このスピーカーは、音を全方向に向けて発するのを助ける三つの駆動装置を備えた有機ガラスが特徴となっています。また、46mmスピーカーユニットを備え、より高い解像度の音楽を再生したい場合に備えてLDACもサポートしています。スピーカーには、部屋全体を照らすほどではなく、ロウソクのようにちらつく照明が内蔵されています。

さらに、音楽と同期して光り方を変えることが出来たり、異なる照明モードや輝度レベルを選ぶことが出来ます。Bluetoothスピーカーでバッテリー駆動のため、それを持ち歩くことも可能です。とはいえ、LSPX-S3は350ドル(日本では約39,000円となる見込み)と安くはありませんが、少しユニークなものを求めているなら、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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