スマートフォンというと、HTCは少し息を潜めています。同社は市場から完全に撤退したわけではなく、近い内にそうなることも無さそうです。これはDigiTimesからの新たな報告によるもので、どうやらHTCが新しい5Gスマートフォンを携えて、今年後半にスマートフォン市場への復帰を計画しているようだと伝えられています。

HTCのスマートフォンに対する取り組みは、最近では途切れがちになっています。同社はスマートフォンの新製品を時々発売し、ブロックチェーンスマートフォンのような興味深いコンセプトにも着手しました。お手頃価格の5Gスマートフォンになるのか、HTCの完全復帰を示すフラッグシップモデルになるのか、今年後半にどういったデバイスが見込めるかは確かではありません。

HTCは、スマートフォン黎明期における主要メーカーの一つであり、機種の発売に際してSamsungやLG、Motorolaといった他社と競っていました。しかし、徐々に遅れをとり始め、Googleへスマートフォン部門を売却した後、ゆっくりその存在感を薄めていきました。

沢山の選択肢が用意されている今、噂されている新型スマートフォンに関する同社の計画は良くわからないので、彼らがどのような製品を作り出すのかを待つ必要がありそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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