数年前、Appleは「AirPower」と呼ばれる新しいワイヤレス充電アクセサリを発売する計画を発表しました。それは基本的に、一度に複数のデバイスを充電可能で、ユーザーがデバイスを充電コイルの位置に合わせる必要は無い充電マットだとAppleは説明していました。
Appleが過熱問題を解決出来なかったと報告され、その後このアクセサリは最終的に中止されましたが、どうやらAppleの失敗をXiaomiが克服することに成功したようです。同社は先日、Mi 11 Ultraと共に独自のワイヤレス充電マットを発表しており、概念的にはAirPowerと同じように機能するようです。
Xiaomiによると、Appleがそれを諦めた時期に、彼らはそのAirPowerに似たアクセサリの開発を始め、それを修正して過熱問題を解決するのに数年かかったとのことです。ただし、AppleはAirPower中止の裏にある理由を公に認めたことは一度も無いため、過熱問題がその理由の一つだったと100%確実に言うことは出来ません。
Xiaomiのワイヤレス充電パッドは、各デバイスに最大20Wのワイヤレス電力を出力し、価格は約90ドルになると言われているので、もし同社が約束通りに提供出来るなら実際とても良い商品となります。中国以外でも発売されるかについては言及されていませんので、今後の展開に期待しましょう。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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