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1月初めに、XiaomiMotorolaはどちらも独自の完全ワイヤレス充電技術を発表しました。そして、Oppoも独自のワイヤレス充電技術を披露したことから、同社もこの流れに乗りたいと考えているようです。同社はMWC Shanghai 2021で、「Oppo Wireless Air Charging」技術を発表しました。

現在の形式では、ワイヤレス充電技術は7.5Wの電力しか出力出来ないため、それほど高速とは言えません。しかし、それはあまり重要では無く、そのセールスポイントは充電のためにケーブルや充電パッドを必要としない点だと考えられます。Oppoの充電技術は磁気共振を利用しており、対応するデバイスが充電器から10cm以内にある限り、充電がされるというものになっています。

つまり、もし通知を確認したりメッセージに返事をする為にスマートフォンを持ち上げたとしても、充電が継続するということです。10㎝という距離は範囲が狭すぎると考える人もいるでしょうが、部屋全体が電磁波で覆われないことから、それは“より安全”だと言う人もいるかもしれません。同社は、充電器が発売される時期について言及していませんが、今後も注目する価値がありそうです。

興味深いのは、AppleやSamsungのような大企業は独自の完全ワイヤレス充電技術に関するソリューションをまだ発表していない中、Oppo等の他の企業が先行しているということです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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