AppleのM1チップセットは、昨年の一部のMacコンピューターに採用されました。iPhoneやiPadに搭載されているAシリーズのチップセットと同じように、同社が今年M1の新しいバージョンを導入する可能性が高いと予想していますが、新しいモデルはどんなものになるでしょうか?どういったスペックが期待出来るのでしょうか?
ベンチマークサイトであるCPU Monkeyのリストによると、問題の新しいチップセットは、AppleがiPad用のAシリーズで“X”を使っているように「M1X」と名付けられる可能性があります。しかし、そのベンチマークはおそらく“プレサンプル”で、実際のスペックではなく予測のようなものであると示唆されています。それが本物である可能性もありますが、いずれにせよ、注意して見るのが良いと思われます。
もし掲載されている情報が事実だとすると、M1Xは12コアのCPUと16コアのGPUを搭載する可能性があります。わかりやすくするなら、M1は8コアのCPUと8コアのGPUで構成されているので、ここでの重要な変更はGPU部分で、M1Xが現行機に比べて2倍のグラフィック処理性能を発揮出来る可能性があるということです。
これにより、かなり強力なMacコンピューターが実現される可能性がありますが、あくまで予想に過ぎません。Mシリーズを搭載するMacコンピューターの第一弾は、MacBook Air、Mac mini、13インチ MacBook Proの3モデルでした。これらは全て、必ずしも高性能な処理能力を提供するとは考えられていません。
しかし、AppleがMシリーズを搭載する15インチ MacBook Proや新しいiMacを導入しようと考えているなら、これらの変更は理に適っています。先に述べたように、これらのスペックは保証されているわけではありませんので、あまり期待し過ぎないで下さい。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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