AppleのMacコンピューターは従来、動画編集者に好まれています。そのため、AppleがIntel製プロセッサからの移行を発表した時、将来的なソフトウェアへの対応とソフトウェアの準備が間に合うかという事に関して少し懸念がありました。嬉しいことに、Adobeは時間に間に合ったようです。

同社はその動画編集ソフトウェア、Premiere Proがベータ版という形でApple製M1コンピューターで利用可能になったことを発表しました。ソフトウェアの当バージョンはM1チップセットを考慮して設計されているので、理論上はAppleの翻訳ツールであるRosetta 2を使ってx86版を実行するよりも更に最適化されているはずです。

Adobeは次のように説明しています。「最初のパブリックベータには、カラーやグラフィック、オーディオといったワークフローや全ての主要な編集機能に加えて、プロダクションやマルチカム等といった機能も含まれています。我々は、H.264やHEVC、ProRes等の最も広く使用されているコーデックへの対応を優先しました。平均的な編集者はIntel版とわずかな違いしか確認出来ないと思いますが、以下のリストに記載されているような制限がいくつかあります。より多くの機能性を追加していくので、今後のアップデートについてもこちらのスレッドをチェックして下さい。」

これがベータ版であることを考えると、何かしらの問題を起こしかねない不具合がまだありそうなので、仕事用に使用するのはお勧め出来ません。ただ、興味のある方は、ぜひ試してみて下さい。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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