Appleが掲載している公式の仕様によると、同社のM1を搭載する新型のMac mini、MacBook AirおよびMacBook Proは、1台または2台のみの外部ディスプレイしか対応していません。これは、より多くの台数に対応しているIntel搭載モデルと対照的ですが、1~2台のディスプレイという制限は本当でしょうか?実際にはそうではありません。

Ruslan Tulupov氏がYouTubeに投稿した動画によれば、彼は6台もの外部ディスプレイをM1搭載Macコンピューターに接続することに成功しました。彼がどのようにこれを実現したかというと、DisplayLinkアダプターを使用して、全てのディスプレイをまとめてM1 Macコンピューターに接続するという方法でした。これは、公式にサポートされているディスプレイの数を明らかに上回っています。

パフォーマンスに関しては、Macが一度に複数のディスプレイに電力を供給する必要がありますが、M1 Mac単体でも扱えたようで、使用するアダプターによってはフレームレートが多少低下する場合がありますが、それ以外の点では問題無く動作しているようです。動画からわかるように、かなりのRAMを消費しているように見えますが、それは同時に複数のアプリやウィンドウを開いていることが原因である可能性があります。

これが理想的な設定かと聞かれると、そうとは言い難いですが、デュアルまたはトリプルディスプレイの構成でMacを使うことに慣れている場合には、調べてみる価値のある非公式な解決策になるかもしれません。次世代以降のApple Silicon搭載Macコンピューターが、将来的に更に多くのディスプレイをサポート出来るようになることを願っています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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