皆さんこんにちは。河上 純二 a.k.a JJです。

世界を変えるスタートアップ企業にフォーカスした最新レポートをお届けします。第19回目は、バーチャル空間プラットフォームを開発・提供する「monoAI technology株式会社」代表取締役社長である本城嘉太郎さんにお話を伺います。


オンラインゲームのノウハウが沢山つまっています

創業から私達は、ゲーム開発をメインにやってきました。
その中でも私達は特に、ネットワーク上でかつ大人数で参加して遊ぶゲーム「オンラインゲーム」を中心に開発してきました。

今の時代的に言うと、「FORTNITE」などが有名だと思うのですが、オンラインでゲームをするだけでなく、みんなで集まってボイスチャットをするためにゲームに接続する時代になりました。
私達も今まで培ったオンラインゲームの技術を使って、仮想空間上での人と人とのコミュニケーションに応用できないか?という事に取り組んできました。
私達が開発した「モノビットエンジン」というミドルウェアのがあります。これはリアルタイムの通信エンジンです。

例えば、オンラインゲームで敵に向かって銃で攻撃した場合、いかに攻撃した瞬間に相手に弾が当たるかが重要です。そのためには低遅延な通信処理が必要であり、モノビットエンジンはその低遅延にこだわっています。
さらに、いくら同時接続が増えても通信遅延が発生しない、冗長性を兼ね備えた通信エンジンです。これはSEGAさんを始めとした様々なゲーム会社さんに採用していただいていますし、バーチャルキャストという仮想空間サービスにも採用されています。

この「モノビットエンジン」をVRの世界(バーチャルの世界)にも転用して、使っているのが大きな特徴です。


秋には「xR CLOUD」としてデビュー予定

私達はこれを使って、同じ空間に何百人、何万人入っても大丈夫というバーチャル空間を実現しました。マルチデバイス対応で、大人数同時接続可能。まさにゲームショウやカンファレンスなど、大人数があつまらないと実現できないイベントに対応できるようにしました。

またこの技術をつかえば、バーチャルオフィス、パブリックビューイング、バーチャルショウルームなどがバーチャル上に常設され、いつでも誰でもみんなが楽しむことが出来ます。

今までは、1社ごとに頂いた要望を受け、それぞれカスタマイズしてサービス提供していたのですが、それだとコストも時間もかかります。もっと気軽にバーチャルイベントを立ち上げたいという要望を受けて、2020年の秋にはSaaS型のプラットフォームとしての提供を予定しています。
チケッティング機能も搭載して、気軽にバーチャル空間でイベントを立ち上げることが出来るサービスを予定しています。


コロナ禍で起きた社会の変化

コロナの影響か、会社もテレワークに移行して実際のオフィスが必要無くなった影響なのか、最近だとバーチャルオフィスの立ち上げの相談が多くなっています。

みなさんのお話を聞いてみると、仮想空間で実現したいことは「コミュニケーション」だということが分かりました。
Zoom等のツールが普及してWEBセミナーは多く実現できていますが、その後の懇親会などはまだまだ難しいと皆さん感じています。

交流会、展示会、1対1のコミュニケーションに意味がある世界がビジネスにはあって、それを実現するための1つとしてバーチャルオフィスを作りたいという需要が増えているのではないかと思っています。




「バーチャル上でのコミュニケーションが文化として根付けばいい。」
monoAI technology株式会社
代表取締役社長 本城嘉太郎
https://monoai.co.jp/



■河上 純二 a.k.a JJプロフィール

ビジネスプロデューサー/パーソナリティ/モデレータ
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