これまで、通常Appleは新しいチップセットをiPhone用に取って置き、それに続いてiPad用に設計された派生チップセットを用意してきました。今年、Appleは異なるアプローチを取ったようです。何故なら、同社の最新のiPad Airが発表され、iPhone 12の前に最新チップセット「A14 Bionic」を搭載することになったからです。

Appleがどのように新しいA14チップセットを説明しているかによって、性能面や機能面で次期iPhone 12に何が期待できるのか、ある程度は理解することが出来ます。5nmプロセスに基づいて構築されたA14は新しい6コア設計を採用しており、Apple曰く、CPU性能が40%向上しており、4コアのGPUはグラフィック性能を最大30%改善しているそうです。

また、2倍に高速化された16コアのニュートラルエンジンが組み込まれており、モーション分析や画像認識等に利用されます。新しいiPad Airは10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載し、他にもApple製品初のTouch IDを内蔵したトップボタンも備えます。また、iPad Proと同様の新しいデザインも採用しています。

カメラとオーディオの部分も改良されており、7MPの前面カメラと12MPの背面カメラを搭載しています。新しいiPad AirはUSB-C接続となり、Wi-Fiモデルが62,800円(税別)から、Wi-Fi + Cellularモデルが77,800円(税別)からの価格で10月に発売予定となっています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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