Microsoftがこのほど発表したXbox Series Sは、価格が299ドルと同社の次世代コンソールの中では最も安い機種となります。そうなると心配になるのが性能面ですが、なんとこれも心配することはない模様。Vergeの報道によると、このマシンはPS5より高速とのことです。

同誌はXboxのSeries XとSには同じCPUが使われているとしています。ただ、クロックスピードだけちょっと異なりますが。Series Sはクロックスピード3.6GHzで、PS5より0.1GHz速いとのことです。もちろん、この程度の差では体感するのは難しいものの、それでもスペック上勝っているというのはうれしい点です。

ただ、MicrosoftはSeries Sを安くするためにいくらかの妥協も行っています。例えばデフォルトのストレージ容量は512GBで、Series Xの1TBに比べると見劣りします。しかしストレージは交換可能なので、これはそれほど大きな問題ではありません。GPUもそれほど強力ではないものの、それほどグラフィック性能を求めていないなら十分でしょう。

ソニーはPS5の価格についてまだ発表していませんが、PS4より高価になるとの噂もあります。いずれにせよ、PS5がSeries Sより安くならないのであれば、それだけSeries Sのアドバンテージになるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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