AppleのiPhone 12には新しいA14チップセットが搭載されると予想されています。そのアップグレードによって、以前のバージョンに比べて多くの変更や改良が導入されることが期待されますが、正確にはどの程度になるのでしょうか?A14はかなり大幅なアップグレードになりそうです。

これはTSMCが最近その詳細を発表した、5nmチップ製造プロセスによるもので、A14は主にそれをベースにしていると予想されています。数値は100%同じでは無いかもしれませんが、そこから期待出来る大よその画が描けそうです。

電力に関して、7nmプロセスで構築されたA13に比べて、A14は30%も効率が良くなります。また最大15%増の電力を提供しますが、既に述べたように、A14が同様の数値を発揮するのか、それともその中間のどこかになるのかは確かではありません。興味深いのは電力効率に関する部分で、特にiPhone 12のバッテリーが期待外れになるという噂とどう関わってくるのか気になるところです。

電力効率を改善することで、iPhone 12のバッテリーサイズに対するマイナスの変更を相殺することが出来るかもしれません。いずれにせよ、上手くいけばこの1、2ヵ月の間にAppleが何かを発表すると思うので、それまではじっと待つしかありません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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