Appleのエコシステムを購入するメリットの一つが、同社がその製品同士を密に統合していることです。例えば、macOSとiPadでは、Sidecarと呼ばれる機能を利用して、iPadを外部ディスプレイとして機能させることが出来るので、様々な状況で便利な使い方が出来ます。
そして今、Lenovoは同様な何かを計画している可能性があり、Evan Blass氏のツイートによると、Lenovoはタブレットと外部モニターのハイブリッドデバイスに取り組んでいるようだと考えられます。別のリークスター、Till Kottmann氏はその噂を詳しく解説しており、そのデバイスに関する更なる詳細が書かれたLenovoの内部資料を見た、と彼は言っています。
基本的に、このタブレットはmini HDMI経由でコンピューターに接続出来ます。すると、タブレットのAndroidとして機能している部分がロックされ、外部ディスプレイとして機能するようになります。理論的には、それをラップトップやゲーム機などの様々な機器と接続出来るということです。AndroidのOS部分がロックされる一方で、スピーカーなどの他の機能は利用可能です。
New post at Patreon: "Lenovo "Yoga X" Android Tablet/Aux Display Hybrid Wireframe [thx, @deletescape]" [https://t.co/QqFiylQE8N]
— Evan Blass (@evleaks) July 10, 2020
それは面白そうなデバイスですが、Lenovoは公式なコメントをまだ出していません。このデバイスが日の目を見ることがあるのかは確かではありません。しかし、洗練さには少し劣りますが、それはAppleのSidecar機能に対抗しうるものかもしれません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら