iPadのセールスポイントの一つが付属のApple Pencilです。筆圧感知サポートとパームリジェクションにより、iPadをノートを取ったりイラスト描画にぴったりなものにしています。しかし、メモアプリ等のごく一部を除いて、ネイティブアプリでApple Pencilはサポートされていませんでした。
しかし、来たるiPadOS 14アップデートの中でAppleが紹介した「Scribble」と呼ばれる新機能により、それも近いうちに変わります。この機能により、ユーザーはApple Pencilを使ってiPadのほぼどこにでも書き込むことが出来るようになります。例えば、キーボード入力の代わりにテキストフィールド内に書き込め、手書きの文字を認識してデジタルテキストに変換出来ます。
つまり、何かを検索しようとしている際、Apple Pencilを使って検索フィールドに必要なものを書き込むだけで、デジタルテキストに変換され検索出来るということです。また、Scribbles機能を使って、デジタルテキストに変更された内容をリマインダーに追加するといったことも可能になります。
言語を検出することも可能で、もし言語設定が英語だけど中国語の文字を入力したいという場合にもそれが出来ます。また、Apple Pencilを使った様々なジェスチャーにも対応予定で、こすって文字を消したり、手書き文字を選択したり、形状認識などがサポートされます。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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