以前からウワサされているように、Appleはウェアラブルヘッドセットを準備しているようです。詳細は不明ですが、Bloombergの報道によると、Appleはヘッドセットを、明らかに2つ用意しているようです。
いまのところ、どちらのバージョンが市場に出回るかはわかりませんが、記事によると、 「N 301」 という開発コード名のバージョンは、仮想現実と拡張現実の両方の長所を組み合わせた複合現実ヘッドセット(Mixed Reality)になるようです。さらに、「N 421」というモデルは、ARだけに特化して設計された軽量メガネです。
さらにこの記事では、Appleが開発プロセスで抱えている内部的な問題についても報じています。ヘッドセットは、VRとARの両方を専門とするApple内の秘密グループであるTechnology Development Groupを率いるMike Rockwell氏が主体で動いていると言われています。
一方Ive氏は、ヘッドセットと接続するために別のハブを使うというアイデアには興味を示さず、その結果、こう着状態が何ヶ月も続いたと伝えられています。AppleのCEO、Tim Cook氏もIve氏を支持したようです。このレポートが正しければ、スタンドアロンのデバイスになり、外部に接続するハブがないために性能は落ちますが、現在市場に出回っているものよりは大きく進化したものになりそうです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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