Apple Watchの新機能の一つとして、心電図モニタリングツールが内蔵されていますが、このツールはその性質上、発売する国の医療機関の承認を得る必要があります。その結果、心電図ツールはApple Watchには搭載されているものの、全世界で使えるようにはなっていません。

ただし、ブラジルと日本に住んでいる人に良い知らせです。というのも、この機能が使える可能性があるからです。例えば、ブラジルの保健規制庁(FDAに相当)は心電図ツールを承認し、国内で有効にできるようになったとの声明を出していますし、日本では、Appleが医薬品医療機器総合機構に認定メーカーとして登録したとMacotakaraが報じています。

何のための登録なのかは不明ですが、Apple Watchの心電図モニタリングのためではないかと推測されており、心電図機能が日本のApple Watchユーザーのために利用できるようになるのはそう遠くないかもしれません。

ただし、Apple Watchの心電図モニタリングが全世界で使えるようになるにはまだ時間がかかりそうですが、一方で、心電図ツールを使って何人かの命を救ったという報告もあり、かなりの成功を収めているようです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら