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夢を持つ人と夢を応援する人をチェーンで繋ぐ、ドリームシェアリングサービス「FiNANCiE」【#financie】

2020.4.28

皆さんこんにちは。河上純二 a.k.a JJです。

世界を変えるスタートアップ企業にフォーカスした最新レポートをお届けします。第16回目は、夢を持つ人と夢を応援する人を繋ぐSNS「FiNANCiE」を運営する株式会社フィナンシエ　代表取締役である田中隆一（たなか　りゅういち）さんにお話を伺います。

ドリームシェアリングサービス「FiNANCiE」

サービスコンセプトは、夢を持っている人、何かを実現したい人に対して、応援してくれる人をマッチングしつなげ、さらに応援する側も積極的に貢献することで、その過程も楽しむ事が出来るサービスです。

応援する側、貢献する側のメリットとしてトークンを採用しています。
コミュニティが広がり大きくなると、持っているトークンの価値も上がる仕組みになっています。わかりやすく言うと、ベースボールカードのようなモノのイメージです。
参加している人たちは、エンタメ、スポーツ、ビジネスなど様々な人達がいます。

人と人のコミュニティが持つ熱量

このサービスを思いついたきっかけは2つ合って、1つ目はインターネットの面白さは「コミュニティ」であるという点です。
2つ目は、ビットコインやイーサリウムで採用されているテクノロジー「ブロックチェーン」の仕組みは非常に面白いと感じた事でした。
この2つを組み合わせることで、コミュニティ活動によってコミュニティの価値が高まるようなサービスがあるといいなと考えました。

そして今は個の時代、そこに新しいテクノロジーを当てはめるというコンセプトで始めました。

技術的な所でいうと、最初すべてイーサリアムベースの技術を使い、オンチェーンでやり取りすることを考えていたのですが、調べていくと技術の問題でコミットするのに時間がかる、トランザクションごとにフィーがかかってしまう等の問題がありました。
このサービスの完全オンチェーン化は今後の未来になるとして、現在は決済、コミュニケーション部分はチェーンからは切り離しています。
持っているその人の価値がパブリックで証明されている事が大事なのと、需要と共有で価値が上下する仕組みは、オンチェーンにしています。

ツールからプラットフォームに

サービスを提供し始めて感じているのは、まだまだ僕らが目指す世界観は表現出来ていないという事です。そして面白い使い方や機能の実装、そしてなにより、ユーザーの成功体験を作るのが急務だと感じています。

最近のアップデートでは新しい機能をいくつか実装しています。
個人だけではなく、グループ（何人か）でプロジェクト型でも参加出来るようにもしました。今まで一人だと実現が難しいような事を複数人で立ち上げ、利用しやすいような仕組みです。
また、持っているトークンを他の人に感謝の気持ちでプレゼント出来るようなギフト機能を入れました。これによって、人と人とのインタラクティブ性を高めました。

とはいえ、仕組み的にまだまだ難しいので、さらにシンプルにしていきたいですね。
それぞれ人たちが持っているアセットバリューを明確にして、オーナーを応援した成功体験を、他のオーナーにも流用したりと、横断的に他のオーナー、プロジェクトを支え合う仕組みなど実現したいです。