AppleのHomePodスピーカーは当初、iOSをベースにした独自のソフトウェアを使っていましたが、9to5Macのレポートによると、最新のアップデートでApple TVと同じOSであるtvOSを使っていることを発見しました。
AppleのtvOSとiPadOSは基本的にすべてiOSをベースにしているが、それぞれのデバイスに合わせて個別に改良されています。9to5Macが指摘するように、tvOSはまだiOSベースだが、今回の変更はHomePodの将来像を示すものかもしれません。
まず、HomePodはA8チップセットを搭載しているため、AppleがA8チップを内蔵したiPhoneについてiOSのサポートをやめるとなると、HomePodもサポートされなくなる可能性があると指摘しています。tvOSに切り替えることで、今後もサポートを継続できるようになります。
また、OSの変更により、Appleが新しいHomePodデバイスを準備しているのではないかという憶測も生まれています。Appleはより安価なHomePod miniを開発中であり、tvOSへの移行はその準備のためかもしれない、という話は前から耳にしていました。使いやすさと機能性に関しては、tvOSに切り替えても全く影響を与えていないようで、単純にAppleが将来の基盤を作っただけのようにみえます。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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