MicrosoftのInternet Explorerはかつてさまざまなジョークのネタにされてきましたが、同社は自社の信頼のため、数年掛けてブラウザの改善を施してきましたが、不幸なことに、それでも汚名をすすぐことはできませんでした。これが、同社がWindows 10向けにEdgeという新しいブラウザを作った理由です。
Microsoftの判断は良かったようで、NetMarketShareの調査によれば、Edgeブラウザはいまや世界で2番目にポピュラーなブラウザになったといいます。それより前はMozillaのFirefoxが7.2%のシェアを持っていましたが、今はEdgeが7.6%のシェアを取ったということです。
しかし、GoogleのChromeブラウザがいまだ支配的であることには変わらず、今でも68.5%のシェアを持っています。Edgeなど他のブラウザがChromeに追いつくには時間がかかりそうですが、そういう意味でもMicrosoftがEdgeをChromiumベースで再開発したのは効果がありそうです。
EdgeがChromiumベースとなったことで、EdgeでChromeと同じ拡張が使えるようになりました。つまり、ユーザーは特定の拡張を使いたいという理由でChromeにこだわる必要はなくなったのです。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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