Appleは、極秘で新製品を開発する企業としてよく知られており、従業員は、業務の秘密を守るために仕事を自宅に持ち帰ることは許されていないといわれています。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響は大きく、多くの従業員が自宅での作業を余儀なくされています。

ということは、製品開発はストップしてしまうのでしょうか。ブルームバーグの報道によると、Appleはごく一部の従業員に限り、自宅で未発表のプロジェクトに取り組めるよう許可を出し、秘密が保持されるかをテストしているようです。ただし、報道によると仕事を自宅に持ち帰るまでに、長いプロセスが必要のようです。

というのも、副社長がプロジェクトにかかわっている従業員のリストとともに、自宅での作業を承認する必要があるからです。このリストは、プロジェクトにかかわっていない誰かの手に渡らないよう、Appleの経営層によって定期的に見直されているといわれています。

Appleがスケジュールをキープできるとすると、たくさんの新製品が2020年も出ることが期待できます。もちろん、その中にはiPhone 9や12も含まれています。さらに、MacBook Proのリフレッシュモデル、ミニLEDディスプレイを搭載した新型iPad Pro、そして新しいHomePodといったところでしょうか。自宅作業の結果、こうした製品がリークされるかどうかはわかりませんが。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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