Appleの製品の多くが中国で製造されていることを考えると、当然ながら新型コロナウイルスの感染拡大と切っても切れない関係にあります。Appleの新型iPhone発売に影響はあるのでしょうか。Appleの製造パートナーの1社であるFoxconnは、そうはならないと主張していますが、一部の人は反対しているようです。

著名なAppleアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、新型コロナウイルスは中国と世界中に広まっており、Appleの第1四半期の出荷予測に悪影響を与える可能性があると指摘します。これにより、彼は2020年第1四半期のiPhoneの出荷予測を、以前より10%低い3600万〜4000万台に修正しました。

Kuo氏によると、この影響を受けるのはAppleだけではなく、同氏によると、中国市場におけるスマートフォンの出荷台数は前年比50~60%も減少していると指摘しています。これは、旧正月で多くの企業が休みを取っている可能性もありますし、ウイルスが原因で一部の企業が一時的に閉鎖しているからかもしれません。

なお、ウイルスに対してはApple自身も予防措置を講じており、中国本土にある同社のすべてのオフィス、店舗、コンタクトセンターが2月9日までウイルスの感染により閉鎖されています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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